なれる!SE 14 感想

【電撃文庫】:【なれる!SE 14】の感想です。

ネタバレが嫌な方は、「記事を読む」を押さないようお願いいたします。

タイトル なれる!SE 14
出版社 電撃文庫
発売日 2016/1/9
著者 夏海公司
イラスト Ixy
管理人の評価 ★4(そこそこ面白い。)

ここより、物語のネタバレを含みます。

■この巻の物語について
【この怪しい会議の謎と真実を暴け。】

・物語の流れ
⇒短編物語のため省略。

<管理人感想>
【始めの物語は、中々短編集にしては、読みごたえあったかな。】

大まかに話は、
1.【JT&Wの梅林 & アルマダ次郎丸のタッグコンビによるビジネスチャンス発掘。】
2.【薬院加奈子の幸せゲット術。】
3.【社長の暴走を裏で制御せよ。】
4.【ダイエットをしよう。】
の4つ。

■各物語の感想
2、4の物語
特に頭を使う話ではなく、笑える話。

3の物語
「いつも仕事で無茶ぶりをしてくる社長が、プロジェクトメンバーとして参加してくる。」
という恐ろしい話。笑

社長の役割は、機器の調達。

読んでいくと、早速出ます社長の十八番。無茶振り。

「機器の調達は、リリースの前日でいいかね?」

考えただけでも恐ろしい。
これでGOを出せるエンジニアは1人もいないはず。笑

前日に機器が導入されるってどういうことよ?
“設定できないよ?リプレースする前の機器からデータを移す時間は?”
出来るわけがないんです。笑

これぐらいは序章なわけで。

この社長の問題は、
「何でもできます。」「何でも間に合わせます。」「そんなのは内に任せてもらえばすぐできます。」
と、無茶な仕事を安受けすることなんですね。

で、スルガシステム社員はこれ以上問題を増やされてはたまらん。ということである対策を社員たちはとります。

【どうするか?】

社長のメールをサポートするという名目で傍受することにします。笑

やってることは真っ黒な気がするが、面白い。笑
一応悪用してるわけではなく、
【社長の書いてあるメール内容をサポートするのが目的】
なので、書いていることを知り送信と同時に動き出すわけですね。
これにより初動の時間を短くしよう。ということ。

取った方法は、
【社長のメールが送信されたら、一旦メールを機器で止める。】
という方法。

なるほど。なるほど。
面白かったのは、そのメールを止める条件。
【お任せください!】【何も問題ありません】等。
思わず声に出して、笑ってしまった。

いやぁ、面白い話だった。

1の物語
14巻のメインである物語。
JT&Wの梅林 & アルマダ次郎丸のタッグコンビによるビジネスチャンス発掘の物語。

JT&Wの梅林といえば、工兵にやられてから評判が悪くなっており、さらにはアルマダにもやられた。
という現状でスタートします。

梅林に舞い込んできた仕事は、議事録係。という仕事。

現場で、アルマダの次郎丸に声をかけられる。次郎丸から言われたのは
「ビジネスチャンスの匂いがしませんか?」
の言葉。

次郎丸の言葉をきっかけに、梅林は次郎丸と会議の怪しい部分を暴いていくという物語。

会議の内容は、
「今利用しているネットワークで、問題はないか?」
ということ。

これに対して、各部門から意見が出るんですね。
・スマホだと無線LANが上手く使えないとか。
・路線情報の乗換案内とかが正しく表示されないとか。
結構、あるあるトラブルが問題としてあがってきます。

が、ネットワークのシステム管理部門は、
「それって、利用しているサイトがリニューアルしたからじゃね?」
「スマホ利用する申請書だしてないんじゃね?」
とか、結構、冷たい対応をしてるんですね。

私も、管理部門の仕事をしたことあるので全部を対応するのは無理だというのもわかるんですけど、
「せめて、後で見に行きましょうか?」
ぐらい言ってあげるべきだろう。と思いますね。笑

実は、この冷たく対応してたのには、
【次期ネットワークのRFPの変更をしたくない】
という理由が裏にあったからです。

RFPって簡単に言うと、【ベンダーにシステム構築をお願いする際のお願い事項】が書かれた内容の書類なんですね。

そもそもシステムを新しくするのに、今使用しているシステムより悪くなっては意味がないんですよね。
よって、RFPには、【現システム利用者の不便な点を盛り込んで、システムを良くする。】といった目的が含まれたりするんです。

今回、会議で各部門から問題点が上がっても、冷たく対応したのは、
「RFPを作り直したくないから。」
という黒い理由があったんです。

さらに、作り直したくない理由は、
【システム管理部門がある会社と癒着しており、その会社に有利な条件でRFP】
が作られてたんです。

これはいかんことだ。ということで、
“梅林と次郎丸の2人が、この癒着をぶっ壊して、新規システム構築案件を根こそぎ奪ってやろう”
という話でした。

面白かったです。
始めは、「どこにビジネスチャンスがあのか?」と思ったんですが、
「あぁ。なるほどなるほど。」
と楽しめたのでよかった。

ただ、一つだけ。
今回裏技を使用して解決してるんですが、解決方法は大企業ではないとできないなぁ。
と感じました。

これは、
「あくまでこういうこともあるんだ。」
という知識を得れる。と考え場いいかなぁ。と思いました。

解決方法に関しては、ちょっと実行は無理だろうなぁ。笑

評価の★は4で。

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